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この記事ではパーティクルカウンターと粉じん計の違いについて解説します。

目次

  1. 原理方式
  2. 測定対象と濃度単位
  3. 使用される用途

原理方式


パーティクルカウンター

パーティクルカウンターは通常、光散乱の原理を使用しており、空気中に浮遊する微粒子や、やがて落下する粗大粒子を検出します。検知部に引き込まれた粒子が光を散乱し、その散乱光の強度や回数から粒子のサイズや数を計測します。クリーンルームなど、主に一般大気よりも清浄な環境で粒子の大きさに応じて数の測定に用います。
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デジタル粉じん計

デジタル粉じん計は大気中の粉じんからの散乱光を総合し、粒子の質量濃度を明るさとして検出します。検知部に引き込まれた粉じんが照明領域を通過するときに、粉じんの濃さに相当した強度の散乱光が発生します。この強度に応じて質量濃度を計測します。工場の作業現場など、主に一般大気よりも汚れた環境で、煙のような粉じんの相対濃度測定に用います。

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測定対象と濃度単位


パーティクルカウンター

パーティクルカウンターは、主に空気中の微粒子や粗粒子(パーティクル)の数やサイズを測定します。濃度は通常、「pcs/m³」や「pcs/CF」や「pcs/L」などで表されます。



デジタル粉じん計

デジタル粉じん計は、大気中の粉じんの濃度を測定します。単位は通常、「μg/m³」などの質量単位で表されます。


使用される用途


パーティクルカウンター

パーティクルカウンターは、クリーンルームや環境モニタリングなどの用途で利用されます。クリーンルームでは、粒子の数や大きさを計測して、空気清浄度を確保し、コンタミネーション(異物の混入や付着)を防ぐために使用されます。半導体、機能性フィルム、液晶ディスプレイ、医療品、化粧品の製造工程や、病院施設等、様々な業界での各種工程で活用されています。 パーティクルセンシングモニター,AES-FP,AES-MC,AES-LP,微粒子計測,粗粒子計測,粉塵,粉じん,計測,パーティクルカウンタ,クリーンルーム



デジタル粉じん計

デジタル粉じん計は、主に労働安全衛生管理に使用されます。工業環境や建設現場などで労働者の健康を保護するために、土石や金属などから発生する空気中の粉じん濃度を監視し見える化することで、作業環境を安全に保つのに役立ちます。 パーティクルセンシングモニター,AES-FP,AES-MC,AES-LP,微粒子計測,粗粒子計測,粉塵,粉じん,計測,パーティクルカウンタ,クリーンルーム,労働安全衛生管理,作業環境,コンタミ

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パーティクルカウンターはクリーンルームの清浄度管理やコンタミネーション(異物混入)対策に焦点を当てて、微粒子や粗大粒子の数やサイズを測定します。一方で、デジタル粉じん計は労働安全衛生管理に関連し、空気中の粉じん濃度を監視して作業環境を評価します。

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