クリーンルームなどのクリーン環境では、空気清浄度の監視が必要不可欠です。ここでは一般的な監視方法による現場課題と、その解決方法について、ご提案します。
【課題】
1台のパーティクルカウンターによる測定では測定作業完了までに時間がかかる
【解決方法】
複数台の
パーティクルセンシングモニターによる常時測定により、すぐに結果が確認できる
(パーティクルカウンターとパーティクルセンシングモニターの違いはこちら)
一般的な空気清浄度の測定方法として、パーティクルカウンターを手で持ってクリーンルームの中に入り、複数箇所の空気清浄度を測定し、測定結果を手書きで記録する運用があります。しかし、この方法では手間と時間が非常にかかるうえに、記入ミスなどのヒューマンエラーが起きる可能性もあります。パーティクルカウンターは1台数十万円以上するものもあり、測定ポイントすべてに設置することも現実的ではありません。
このような課題を解決できる
パーティクルセンシングモニター AESシリーズをご紹介します。このモニターは空気清浄度を連続監視でき、安価・小型なため、多点設置に最適な設計となっています。
さらに
専用ゲートウェイと
PCソフトウェアを利用することで、多点計測データをすべて1台のPCで管理することができます。これにより、作業者はPCでデータを確認するだけで、空気清浄度の結果を瞬時に確認することが出来ます。
上記のように、AESシリーズで各測定ポイントの清浄度を常時監視することで、日常の清浄度測定作業の効率化に寄与します。また、測定データの保存機能もあるため、データの運用・管理・加工も簡便です。
パーティクルセンシングモニター AESシリーズは下記の通りの製品ラインナップがあります。ご使用の環境や管理基準に応じて柔軟に製品提案をすることが可能です。オプション品の温湿度センサを購入いただければ、1台で温湿度の管理もできます。
また、弊社では
空気清浄度測定サービスも行っています。製造工程における課題の確認からデータ分析、レポートの提出に至るまで一括でサポートします。