空気清浄度管理が必要な場所は、室内の除塵を行いクリーンな状態を保つために空調の運転制御が欠かせません。
しかし、
実際の清浄度を監視していないために、想定よりも高い過剰な清浄度で維持されている可能性があります。
弊社製品「パーティクルセンシングモニター AESシリーズ」は、より効率的な空調制御を行うために、
空気清浄度をモニタリング・見える化するデバイスです。
過剰な運転を省き、余分な使用電力を無くすことで、省エネに貢献します。
製造現場での管理に
半導体や電子部品、機能性フィルム、レンズ等の光学部品といった製品は、クリーンルームで製造される場合が多いです。空気清浄度の管理基準を保とうとして空調を運転する際、実際の清浄度がどの程度なのかをモニタリングしなければ、その実態は分かりません。仮に過剰に空気清浄度を高めてしまっていれば、その分の空調運転は電力ロスとなります。
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AES-FPシリーズであれば空気清浄度を常時モニタリングすることが出来ます。これにより空気清浄度が適切かどうかを管理し、空調運転の効率化に貢献します。
また、AES-FPシリーズを使用する事で、クリーンルームの空気清浄システムを24時間稼働させず、夜間はOFFにし、作業者の出勤前にシステム稼働を行い、空気清浄度が規定値になれば作業を開始する等の運用も可能となります。
このような方法で運用する事により、電力ロスを減らし、省エネに寄与します。 |
医療現場での管理に
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一般手術室は、クラス1,000~10,000の清浄度を維持する必要があるものの、空調システムの成り行きで効率運転できておらず、実際の清浄度が確認出来ていない可能性があります。AES-FPシリーズを設置して、手術中あるいはその前後の清浄度を常時監視する事で、清浄度の見える化を実現します。空調システムの効率運転で、省エネ・コスト削減が可能になります。 |
温湿度の管理に
製品の付属オプションとして、温湿度センサの接続も可能です。室内の温湿度が適切に保たれているかは、その環境によっては重要な管理要素の1つです。また、温湿度調整のための空調運転に関しても、効率的な運転に温湿度のモニタリングは大切です。 |
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AES-FPシリーズは、オプションの温湿度センサを使用いただくことで、1台で清浄度だけでなく温湿度も管理することができ、省エネにお役立ちします。 |
パーティクルセンシングモニター AES-FPシリーズ
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清浄度管理が必要な環境で0.3μm(もしくは0.5μm)以上の粒子の常時監視ができます。
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【特長】
・各工程や室内環境での発塵、異常イベントを常時モニタリング。
・重点管理ポイントに複数設置してネットワークを組む事で
工程内の清浄度の一括管理が可能。
・温湿度センサ(別売)への接続が可能。
【主な用途】
半導体製造工程での清浄度および温湿度管理
空気清浄度を維持するための空調運転は、運用次第で効率化を図ることが出来ます。
省エネ運用のため、空気清浄度のモニタリング・見える化を行うデバイスをお探しであれば、AES-FPシリーズをご検討下さい。