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化粧品製造

化粧品製造

化粧品の品質・安全性の向上のためには、製造現場での衛生管理が重要です。化粧品の製造に関わる原材料の検品から、調合、製造、包装、検査、保管に至るまでの一連のプロセスに適用される管理基準として、国際規格の「ISO22716(化粧品GMP)」が知られています。近年、化粧品の品質トラブルが市場で増えていることもあり、改めて大手メーカーを中心として、この化粧品GMPに準拠した管理を徹底する動きが顕著になってきています。

パーティクルセンシングモニターを各工程に設置することで、環境の見える化や、品質リスク・製造ロスの低減を実現することができます。

バルク(内容物)の製造

クリーンルームにおける空気清浄度や温湿度の安定が製品の仕上がりに大きく影響します。消費者の肌に触れるバルク(内容物)の製造工程であるため、適切な清浄度レベルと温湿度で管理されたクリーンルームで製造される必要があります。

充填工程

外気と触れるタイミングがあり、最も雑菌の混入しやすい工程です。圧縮空気で洗浄した容器に雑菌が入らないように充填して密閉します。菌や微生物が付着する浮遊粒子や空気清浄度を管理することが重要です。

包装工程

シュリンク包装やピロー包装などの様々な包装仕様がありますが、いずれも異物の混入を防ぐため、適切な清浄度管理が必要です。
パーティクルセンシングモニターで人や物の動きによる発塵をモニタリングすることによって、品質の維持・向上が見込まれます。