クリーンルーム内の清浄度管理にはランニングコストがかかります。
本記事ではクリーンルーム内の清浄度管理を低コストに実現する方法をご紹介します。
クリーンルームのランニングコストがかかる理由
以下のようなお困りごとはないですか?

工場全体に清浄度監視モニターを複数台設置するのはコストがかかる。

フィルター破損に気づかぬまま製造を続け製品不良を出してしまった。

用途・場所によって測定する粒子径を分けたいが資金がない。

清浄システムを24時間フル稼働させるのはコストがかかる。

自社の設備と清浄度監視モニターを連動させたいが高そう。
ランニングコストがかかる故に安価なクリーンルームを導入したのはいいものの、
果たして清浄度がしっかりと均一に保たれているのか不安、という声も・・・
パーティクルセンシングモニターで低コストに清浄度の最適化
パーティクルセンシングモニターを使うことで
低コストに清浄度管理の最適化が可能です。

パーティクルセンシングモニターの特長
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採用事例
例① 多点測定により工場内の清浄度を一括管理

用途・場所にあった粒子径が測定可能なため、クリーンルームやクリーンブース、クリーンベンチだけでなく、エアシャワー前の更衣室など、人が多く出入りする場所での空気の清浄度管理を行うことが可能です。
例② 最適な空調制御により省エネ

クリーンルームの空気清浄システムを24時間フル稼働させず、清浄度に応じた空調制御を行うことで、電気代の削減、省エネのシステム管理を実現します。
例③ 常時監視による製品不良率の低減

常時監視を行うことが可能なため、クリーンルームのフィルター破損や目詰まり等による空気清浄度の低下にいち早く気づき、工程不良を食い止めることで、製品不良率を抑えることが可能です。
用途・粒子径別のモデル提案
微粒子計測・ハイエンドモデル AES-CKM

特長
- ISO Class6(Class1,000)のエリアを常時監視可能
- 浮遊粒子と落下粒子の同時計測が可能なパーティクルモニター(パーティクルセンサ)
- 測定環境の清浄度を4段階のLEDで表示
- ロギング機能を実装
- 常時監視が可能で異常を瞬時にお知らせ
- オプションで温湿度センサの搭載が可能
用途例
微粒子計測モデル AES-FPシリーズ

特長
- 0.3μm(もしくは0.5μm)以上の粒子の常時監視が可能。
- 清浄度クラス1,000~100,000を4段階のLEDで表示。
- 手のひらサイズのモニターとセンサユニット『AES-FPS』の分離脱着が可能で、
予備のセンサユニットを使用することで、校正中も継続してモニタリングが可能。 - センサユニット単体でも使用可能で、狭小スペースへの設置が可能。
- 出力・通信は、警報出力、Ethernet、電圧出力、Wi-Fiから選択可能。
- センサユニットは、RS485で通信可能。
用途例
粗粒子計測モデル AES-LPM

特長
- 低価格を追求した粗粒子計測が可能なパーティクルモニター(パーティクルセンサ)
- 浮遊せずに落下する粗粒子の個数濃度を4段階のLEDで表示
- 5μm~50μmの粒子を計測
- 1台で5つの異なる出力・通信方式に対応
- 常時監視が可能で異常を瞬時にお知らせ
- オプションで温湿度センサの搭載が可能
用途例
粉じん計測モデル AES-MCシリーズ

特長
- 作業環境の見える化を低価格で実現
- 粉じん濃度(μg/m3)を4段階のLEDで表示
- 約300μg/m3まで直線性のある計測が可能
- パーティクルセンシングモニターとセンサユニットの分離脱着が可能
- 常時監視が可能で、異常を瞬時にお知らせ
- オプションで温湿度センサの搭載が可能
用途例
パーティクルセンシングモニターならランニングコストをかけず、
クリーンルームの清浄度監視が可能です
